金属に対する化成処理・熱処理・機能めっきなどの技術を開発し、設備の整備をはかるなど、広範囲な分野で金属の防錆および金属の機能がフルに発揮させることを事業の基本方針としている。
省資源、省エネルギー、鉄鋼材料の品質向上という資源保護の面から事業を追求し、長きに亘り蓄積した技術・ノウハウを傾注して、産業界のユーザーに対して、省資源および設計の合理化に貢献する。
製品・部品名 | 塩浴軟窒化処理(イソナイト) |
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分 類 | 生産用機械器具 |
技術分野 | 熱処理 |
説明 | イソナイト、パルソナイト: 独自の表面硬化法で、あらゆる鉄系金属の特性(耐摩耗性・疲労強度・耐食性・耐熱性・耐かじり性)を向上させる。塩浴内の処理であるため、窒化ムラが起こらず均等な硬化層が得られる。 イソナイトは570℃の塩浴に浸漬させ、窒素と炭素が金属の内部に浸透することにより、窒化と浸炭が同時に起こり、窒化物や炭化物を形成させる硬化反応が発生する。これを化合物層と称する。硬度が高く緻密な非金属的性質となるため、摩擦係数はμs=0.1~0.15ときわめて低く、相手材に馴染やすい性質を持っている。パルソナイトは、480℃の低い温度で処理するため、さらに変形や寸法変化が少ない。 |
製品・部品名 | リン酸塩皮膜処理(パーカー) |
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分 類 | 生産用機械器具 |
技術分野 | 表面処理 |
説明 | パーカー: 浸漬法により金属表面に膜厚3~10μmのリン酸塩皮膜を形成させることにより、初期なじみ・耐食性・密着性・親水性等を向上させる。 リン酸マンガン皮膜は、金属同士の直接接触を防止し、よりフラットな摺動表面を形成し初期なじみ効果を得ることが出来る。 リン酸亜鉛皮膜は塗装下地に適し、塗装後耐食性、密着性が大幅に向上する。リン酸鉄皮膜も密着性の向上目的で使用され、主にブレーキ摩擦材の接着下地に使用されている。 |
製品・部品名 | 固体潤滑皮膜処理(パルリューベ) |
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分 類 | 輸送用機械器具 |
技術分野 | 特殊加工、表面処理 |
説明 | パルリューベ:金属及びその合金、樹脂、ゴム等のさまざまな素材に、固体潤滑皮膜を形成させる事により、潤滑性・耐摩耗性・耐熱性などの優れた特性を与える。 イソナイトや化成処理を前処理として施し、その上に二硫化モリブデン(高面圧・高荷重)や、フッ素(軽荷重)あるいはグラファイト等の潤滑剤を塗布し、200℃近い温度で焼成させる事により固体潤滑皮膜を形成させる。グリスレ ス、メンテナンスフリーなどトータルなVAによるコスト低減を可能にする。 |
企業名 | 日本パーカライジング株式会社 |
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企業ナンバー | 79 |
代表者名 | 里見多一(さとみかずいち) |
所在地 | 〒721-0926 広島県福山市大門町5丁目11番3号 |
TEL | 084-941-7605 |
FAX | 084-941-5640 |
メールアドレス | np_fukuyama@parker.co.jp |
ホームページ | http://www.parker.co.jp/ |
創業 | 1928年 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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資本金 | 456,039 万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
従業員 | 14人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
業種 | 金属製品製造業 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
加工分野 | 表面処理 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
特異技術 | 塩浴軟窒化処理(イソナイト) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
品質規格取得 | ISO9001・ISO14001 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
製品・部品 |
1 塩浴軟窒化処理(イソナイト) 2 リン酸塩皮膜処理(パーカー) 3 固体潤滑皮膜処理(パルリューベ) |
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会社動向 | 2004年 歪の少ない新表面硬化処理法【パルソナイト(低温塩浴軟窒化)】法を開発。 2006年 新規品種対応のため化成皮膜処理工場および設備を新設。 2007年 アルミニウム、マグネシウム、チタンへのプラズマ酸化処理(PCC処理)を開発。その他にアルミ合金、亜鉛合金、銅合金へのノンクロム型化成皮膜処理法パルコート処理を開発。 |
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主要取引先 | 三菱電機(株)、トーイン(株)、岡本工機(株)、日軽形材(株)、曙ブレーキ山陽製造(株)、ヒルタ工業(株)、リョービ(株)、三井造船(株)、(株)北川鉄工所 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
主要機械設備 |
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